今回はパワーコードを使ったドラムセットのチューニングです。
パワーコードというのはロックギターで良く使われるコードで、ルートと5度の2音でできています。
ギターで使われているのボイシングをドラムに当てはめるというわけではなく、「ルートと5度の2音」というコンセプトでドラムをチューニングしてみます。
14” x 6.5” スネア : 220Hz=3A
(③ Top: ?Hz / Bottom: ?Hz)
12” x 8” タム : 165Hz≒3E
(③ Top: 258Hz / Bottom: 305Hz)
14” x 14” フロアタム : 110Hz=2A
(③ Top: 181Hz / Bottom: 216Hz)
18” x 14” バスドラム : 55Hz=1A
(② Batter: 111Hz / Front: 92Hz)
BDは18”バスドラムとしてはかなり低くチューニングしています。
タオルでミュートしているのに加えて、ダクトテープも足しました。
ここで実験ですが、タムとフロアタムを表裏同じチューニングにしてみます。
14” x 6.5” スネア : 220Hz=3A
(③ Top: ?Hz / Bottom: ?Hz)
12” x 8” タム : 165Hz≒3E
*(① Top: 278Hz / Bottom: 278Hz)
14” x 14” フロアタム : 110Hz=2A
*(① Top: 197Hz / Bottom: 197Hz)
18” x 14” バスドラム : 55Hz=1A
(② Batter: 111Hz / Front: 92Hz)
ドラムから出てくるピッチは同じなのですがカラッとした音になり、よりパワーコードに合う気がします。
さらにバスドラムの打面とフロントも同じにしてみます。
14” x 6.5” スネア : 220Hz=3A
(③ Top: ?Hz / Bottom: ?Hz)
12” x 8” タム : 165Hz≒3E
(① Top: 278Hz / Bottom: 278Hz)
14” x 14” フロアタム : 110Hz=2A
(① Top: Hz / Bottom: Hz)
18” x 14” バスドラム : 55Hz=1A
*(① Batter: 103Hz / Front: 103Hz)
バスドラムはバスドラム感を出すため、フロントが打面より低いチューニングの方が良かったかなと思います。
あくまで僕の好みです。
というわけで、2つ目のチューニング (BD / FT / TT / SD = ② / ① / ① / ③)での実演です。
今後の予定
Jazz Drum Set Tuning #5 -Contemporary Jazz 4-1-
Jazz Drum Set Tuning #6 -Contemporary Jazz 4-2-
Jazz Drum Set Tuning #7 -Contemporary Jazz 4-3, 4-4, & 4-5-
Jazz Drum Set Tuning #8 -Contemporary Jazz 4-6-
Jazz Drum Set Tuning #9 -Vintage Drums & 20” Bass Drum-
Jazz Drum Set Tuning #10 -14” ~ 22” Bass Drums-
Jazz Drum Set Tuning #11 -Additional Toms-