ブログ中では「バスドラム、バスドラム」と連呼していて、普段もバスドラと呼んでいるんですが、『〜インチ』と英語が前につくと『ベースドラム』と言いたくなります 笑。なのでせめてブログのタイトルでは”Bass Drum”と英語で表記します。
さて、Elvin Jonesがどんなバスドラムを使っていたのか調べて、分析しだしたら結構長くなり、シリーズ化しそうです 笑。今回は全体像を大まかにさらいます。
昔のビッグバンドジャズの時代は大きい24”または26”のバスドラムが主流でした。1940年代頃にDave Tough が20”を使い出してからそれが流行したようです。(http://www.maxwelldrums.com/steves-drum-facts-gretsch-c-194_134_135.html) それでも1950年代には22”を使うバップドラマーも結構いたと思うんですが、1960年代には20”が主流になります。そこからElvin Jonesらが18”を現在に至るまでジャズの主流にしたようです。ひとまずGretsch目線だと。
Elvin Jonesは1955年にニューヨークにやってきました。Gretschとエンドース契約をするのは1958年からです。今のところ僕が映像、写真で確認したのは5台のドラムセットです。
- 20”のバスドラム、Black Pearlのカバリングのセット
- 18”のバスドラム、何かしらのSparkleのカバリングのセット
- 18”のバスドラム、White Satin Flameのカバリングのセット
- 16”のバスドラム、Starlight Sparkleのカバリングのセット
- 18”のバスドラム、黄色のセット
僕が一番興味があるのは、いつまで、どれぐらい16”のバスドラムを使っていたかです。『いつから』かはわかっています。
その後、1978年からCamco (Tama) 、1982年からTama、1996年から亡くなる2004年まではYamahaです。
根詰めてやると論文が書けるテーマだと思いますが、手持ちの書籍、音源、映像、ネットでマイペースに適度に進めていこうと思います。
[2024/04/30 追記]
以前はSteve Maxwellのサイトにバスドラムのサイズについてのブログが載っていました。リニューアルされた時に無くなったようですが、アーカイブが残っていました。